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スマートロッカーをJR大阪駅にも設置、SPACER

2022年6月1日 (水)

サービス・商品高機能コインロッカーの製造・運営会社、SPACER(スペースアール、東京都中央区)は5月31日、スマートフォンでキャッシュレスの利用ができるスマートロッカー「SPACER」をJR大阪駅に設置したと発表した。関西の駅では初めてとなる。

▲キャッシュレスで利用できるスマートロッカー「SPACER」(出所:SPACER)

このスマートロッカーはスマホや専用アプリと組み合わせて使うことで、キャッシュレスで荷物の一時預けができる。それに加え、電子的な「鍵」をスマホ同士で送受信することで、荷物を入れた人から別の人への受け渡しもできる。空いているロッカーをアプリで探し、遠隔で予約もできる。

スペースアールが2018年に開発し、これまで各地の商業施設や駅ビルなどに設置を進めてきた。関西では20年3月に大阪市の梅田駅の地下街に設置していたが、駅構内では今回が初めてとなる。1時間未満の短時間利用を無料にしており、駅構内や駅付近での用事の際などに気軽に使ってもらうことも想定している。スペースアールは設置を機に西日本旅客鉄道(JR西日本)と提携しており、随時サービスを拡大する予定という。

スペースアールによると、新型コロナウイルス禍で非対面での荷物の受け渡しニーズが高まっているほか、感染防止の観点から効率的に出歩きたいと考える人も増えているという。こうした社会課題に、SPACERの受け渡し機能や遠隔予約機能で対応できるとしている。

■JR大阪駅でのサービス概要
設置場所:中央みどりの窓口横
利用可能時間:6時から22時まで(みどりの窓口の営業時間に準じる)
設置台数:8台/24口
利用料金:小=3時間ごとに300円、中=同400円、大=同600円(いずれも預け入れ後1時間は無料)