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郵船、国際コンペの海底探査プロジェクトに協賛

2018年3月28日 (水)

▲「Team KUROSHIO」の海中ロボット(東京大学生産技術研究所製:型式AE2000f)

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日本郵船は28日、自律型の海中ロボットを用いた深海海底マッピングの精度やスピードを競う国際コンペティション「Shell Ocean Discovery XPRIZE」の決勝に出場する「Team KUROSHIO」に、海中ロボットの海上輸送を通じて協賛すると発表した。

ロジスティクスTeam KUROSHIOは、同コンペティションに挑戦するために結成された日本を拠点とする共同研究チーム。海洋研究開発機構、東京大学生産技術研究所、九州工業大学、海上・港湾・航空技術研究所、三井造船、日本海洋事業、KDDI総合研究所、ヤマハ発動機の8機関のメンバーで構成している。

同チームは3年間にわたり同コンペティションに参加しており、技術提案書の審査とRound 1技術評価試験を経て、日本のチームで唯一、決勝であるRound 2実海域競技に進出することが決定した。10-11月に開催される決勝では、水深4000メートルの深海で24時間以内に最低250キロ平方メートル以上の海底マップの作成などを行う。最終結果は12月に発表される。

▲型式「AE2000a」