2012年3月期 | 2011年3月期 | 増減率 | |
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売上高 | 1,628,027 | 1,617,185 | 0.7% |
営業利益 | 37,497 | 31,629 | 18.6% |
経常利益 | 47,441 | 40,688 | 16.6% |
当期純利益 | 26,949 | 8,541 | 3.1倍増 |
ロジスティクス▽国内運送部門で減収減益、海外部門は好調
国内運送部門は、輸送需要の減少で取扱いが減少したほか、東日本大震災の影響もあり、売上高は7047億円と前年度に比べ127億円、1.8%の減収、営業利益は69億円で17.2%の減益となった。
国内警備輸送部門は、輸送需要の減少、サービスの単価下落などで売上高は587億円(1.3%減)となったが、営業利益は18億円で5.2%の増益。重量品建設部門では、重電設備関連工事、海外工事などの需要増加で売上高は400億円(16.6%増)、営業利益も38億円で42.2%の増益。
航空・旅行部門は、航空輸出貨物の取扱いが増加し、売上高は2054億円(1%増)、営業利益は65億円(6.9倍増)となった。海運部門は、米州への輸送需要が堅調に推移し、輸入貨物の取扱いも増加。売上高は1256億円(1.2%増)となったが、営業利益は51億円と6.2%の減益。海外部門は、為替変動の影響などで減収となった地域もあったが、利益は全地域で増益を確保した。
▽今期、グローバルロジスティクス事業拡大で増収増益見通し
今期は米州、アジアを中心とした現地企業との資本提携、グループ会社の新規設立や倉庫など新拠点の建設など、前年度からの積極的な海外投資からグローバルロジスティクス事業が拡大する見通し。これにより、通期連結売上高1兆6500億円(前期比1.3%増)、営業利益420億円(12%増)、経常利益500億円(5.4%増)、当期純利益300億円(11.3%増)を見込む。