2012年3月期 | 2011年3月期 | 増減率 | |
---|---|---|---|
売上高 | 179,059 | 175,478 | 2.0% |
営業利益 | 3,791 | 4,128 | -8.1% |
経常利益 | 4,119 | 4,357 | -5.4% |
当期純利益 | 1,951 | 1,984 | -1.7% |
ロジスティクス▽欧州の落ち込み響き営業利益8.1%減少
ベトナムでコンテナ専用列車(ブロックトレイン)、タイで低温輸送サービスを立ち上げたほか、ラオスで合弁会社を設立、ハノイ・バンコク間を積み替えなしで結ぶトラック輸送サービス「メコン・ランドブリッジ」を開始した。
国内ではグループ企業の会計システム統一やCMS(キャッシュマネジメントシステム)の利用拡大によるグループ資金の効率化を進め、コンプライアンス体制の強化に注力。昨年9月にはAEO通関業者の認定を取得した。
連結営業利益は、欧州の落ち込みなどが響き、8.1%減の37.9億円となった。
▽今期、インドでトラック輸送事業を強化
今期は、大メコン圏において広域物流サービス網の構築を進めるほか、インドでトラック輸送事業を強化するなど、事業基盤の強化に取り組む。国内では鶴見倉庫とのシナジー効果による危険品物流の強化、自社施設とした堺ロジスティクスセンターを活用した輸入・配送一貫輸送を進める。
通期業績は売上高1970億円(前期比10%増)、営業利益53億円(39.8%増)、経常利益55億円(33.5%増)、最終利益33億円(69.1%増)を見込む。