ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

気温上昇が春物後押し、3月sc販売統計

2018年4月23日 (月)

調査・データ日本ショッピングセンター協会(JCSC)が23日に発表した3月のSC販売統計調査報告によると、既存SCは気温上昇が春物を後押しし、売上高が2か月連続で前年を上回った。また2017年通年の年間総売上高(全SCベース・推計)は、16年より2.3%多い32兆355億円でとなった。

3月度の既存SC売上高は、総合で前年同月比2.2%増、テナント売上高2.9%増、キーテナント売上高0.7%減。前年よりも土日祝の合計が1日多かったことに加え、全国的に気温が高かったことが春物商品の売上につながったとみられる。また、桜の開花が全国的に平年より早く、行楽客の来館が多いSCでは飲食店も好調との声が聞かれたという。

地域別売上高は、全9地域のうち7地域で前年を上回った。東北・中心地域は一部SCで昨年リニューアルのために閉店などがあった反動があり、8.7%増加。前年を下回ったのは北陸(1.6%減)と中心地域はキーテナントの不振が続く四国(1.1%減)の2地域だった。