ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

川崎重工、省エネばら積船「アミスネイチャー」進水

2018年5月22日 (火)

荷主川崎重工業は22日、神戸工場でアミスネイチャー社向け省エネタイプの5万5000載貨重量トン型ばら積運搬船「アミスネイチャー」の命名・進水式を行ったと発表した。

同船は、川崎重工が開発した同船型の6番船で、進水後岸壁で艤装工事を行い、8月に竣工する。船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5船倉を持ち、各ハッチカバー間に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備の無い港湾でも荷役作業を可能としている。

燃料噴射に電子制御方式を採用したME-B省燃費型ディーゼル主機関をはじめとし、高効率タイプのプロペラ、カワサキフィン付ラダーバルブならびにコントラフィン付セミダクト、抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用し、推進性能を向上させることにより燃料消費量を低減させている。

■主要目
全長:189.9メートル
長さ(垂線間長):187メートル)
幅(型):32.26メートル
深さ(型):17.9メートル
夏期満載喫水(型):12.5メートル
総トン数:3万1700トン
載貨重量トン数:5万5000トン
主機関:川崎-MAN B%W 6S50ME-B8.2×1基
連続最大出力:7730kW×108回転/分
定員:25人
船級:日本海事協会
船籍:リベリア
航行区域:遠洋(国際)
進水:2018年5月22日
竣工:2018年8月