ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

主要ドライバルク貨物、鉄鉱石輸入5か月ぶり減

2018年5月24日 (木)

調査・データ日本海事センターは24日、主要ドライバルク貨物の3月の荷動き状況をまとめ、公表した。

同月は鉄鉱石の国内輸入が前年同月実績を8%下回り、5か月ぶりのマイナスとなった。仕出地別ではオーストラリアが1.8%増、ブラジルが29.1%減少した。粗鋼生産は2.2%増加した。

石炭輸入は5.7%減少。原料炭が13.1%減、燃料炭が2.4%増加した。仕出地別ではオーストラリアが2.9%減、インドネシア9.6%減、カナダ38.8%減、ロシア1.1%減。鋼材輸出は2.5%減で、14か月連続の減少となった。

一方、中国では鉄鉱石輸入が10.2%減少した。仕出地別ではオーストラリアが3.4%減、ブラジル16.8%減、南アフリカ7.5%減。石炭輸入は20.9%増となった。仕出地別ではインドネシアが59.5%増、オーストラリアが3.5%減、ロシア6.3%増、モンゴル17.5%増。鋼材輸出量は25.3%減と20か月連続で減少した。