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主要ドライバルク貨物、鋼材輸出12か月連続減

2018年3月29日 (木)

調査・データ日本海事センターはこのほど、主要ドライバルク貨物の1月の荷動き状況をまとめ、公表した。

同月は鉄鉱石の国内輸入が前年同月実績を4%上回り、3か月連続の増加となった。仕出地別ではオーストラリアが15.1%増、ブラジルが6.1%増加した。粗鋼生産は0.3%増。

石炭輸入は6.5%減少。原料炭が3.5%増えたが、燃料炭が6.7%減少した。仕出地別ではオーストラリアが11.6%減、インドネシア10.8%減、カナダ0.9%増、ロシア26.6%増。鋼材輸出は3.9%減で、12か月連続の減少となった。

一方、中国では鉄鉱石輸入が9.1%増加した。仕出地別ではオーストラリアが12.7%増、ブラジル6.5%増、南アフリカ16.9%増。石炭輸入は11.6%増となった。仕出地別ではインドネシアが42.8%増、オーストラリアが9.3%増、ロシア38.9%増、モンゴル39.2%減。鋼材輸出量は37.3%減と18か月連続で減少した。