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ヤマハ発動機、自動で部品補給する保管庫発売

2018年5月28日 (月)
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サービス・商品ヤマハ発動機は28日、実装ラインと連携して表面実装部品(SMD)の保管、補給管理を自動で行うストレージシステム「YST15」の販売を10月1日から開始すると発表した。

YST15は7インチ8mmの場合、最大1500本リールを収納し、一度に最大27本のリールの一括出し入れが可能なストレージシステムで、補給が必要となる実装部品を最適なタイミングで自動的に事前出庫し、一括供給することで、作業者の負担を大幅に減らすとともに、部品の供給遅れによる生産中断を防止する。

湿度管理が必要な電子部品の保管に対応する湿度管理機能も、オプションで利用できる。

同社はこれまで、実装工程への部品供給作業の省力化を図るため、稼働中のマシンを停止することなく簡単に実装部品補給が可能なオートローディングフィーダーや無停止パレット交換ATS「sATS30NS」、ノンストップフィーダー一括交換システムなどを提供してきたが、YST15を表面実装機や省力化装置と連携し、将来的に自動搬送機(AGV)で部品を自動搬送することにより、実装工程全体の生産効率を高める。