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三菱ロジスネクスト、フォーク600台にリコール

2018年5月31日 (木)

行政・団体三菱ロジスネクストは5月30日、フォークリフトの燃料装置と電気装置に不具合があったとして、国土交通省にそれぞれリコールを届け出た。対象台数は計635台。

燃料装置の不具合は、燃料パイプの形状が不適切なため、走行時の振動などにより取付ステー溶接部に亀裂が生じることがある。このため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進展して燃料が漏れ、最悪の場合、エンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがあるという。全車両燃料パイプを対策品に交換し、クランプで固定する。

電気装置は、運転手が離席した一定時間後にエンジンなどを停止するタイマーリレーの防塵性が不適切なため、タイマーリレーの内部に塵が侵入することがある。このため侵入した塵が電源回路を遮断し、エンジン停止後に始動不能となるおそれがあるとして、全車両、タイマーリレーを新品に交換し、防塵処理を行う。加えて、リレーを追加する。