行政・団体国土交通省によると豊田自動織機は15日、エンジン式フォークリフト「トヨタ ジェネオ」のリコールを届け出た。対象となるのは2017年12月18日から20年6月1日までに製造された計577台。
不具合があったのは燃料装置のインジェクター部分。インジェクター本体を成型する際の管理が不適切だったため、強度不足のものがあり、燃料による圧力で入口部分に亀裂が入り、燃料漏れに至る恐れがあるという。
同社は今後、対象の全車両のインジェクターを良品と交換する。また、使用者を全て把握できていることから、使用者のもとに直接訪問し、無償での点検や修理の実施について説明するとしている。