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大和ハウス、「攻めのIT銘柄」に3年連続選定

2018年5月31日 (木)

荷主大和ハウス工業は5月31日、経済産業省と東京証券取引所が選出する「攻めのIT経営銘柄」に3年連続で選定されたと発表した。

同社では、住環境や物流市場での社会課題の解決と経営を両立するため、IT技術を活用した取り組みを推進している。物流市場では人材不足や人件費高騰などの課題解決に向けて、ロボットやAI技術を駆使した効率化を図っている。

4月には、ITなどの先端技術の実証・導入のための物流センターを開設。荷主企業の物流を共同で担うシェアリングモデルを実現した。自動搬送ロボットをはじめとする施設内の設備を共同利用することで効率的なロジスティクス・ソリューションを提供している。

一方、戸建住宅では、住宅設備や家電のIoT化を進め、生活者のニーズに合わせた環境の整備に取り組んでいる。17年11月には、利便性と豊かな暮らしの提供を目指すコネクテッドホームブランド「ダイワコネクト」を立ち上げ、AIスピーカーを採用したコネクテッドホームの提案を開始している。

攻めのIT経営銘柄は、経済産業省と東京証券取引所が2015年に、中長期的な視点から企業価値の向上を重視する投資家に魅力ある企業を紹介するとともに、企業による「攻めのIT経営」の取り組みを促進するために 創立されたもの。