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商船三井、JERAトレーディング向け石炭専用船竣工

2018年6月14日 (木)

ロジスティクス商船三井は14日、同社が運航する「JERAトレーディング」(シンガポール)向け石炭専用船「OI MARU」(大井丸)が、同日名村造船所の伊万里事業所で竣工した、と発表した。

同船は、商船三井と名村造船所が共同開発し、各種安全・省エネ仕様を採用した最新鋭の幅広浅喫水船型で、特に揚地である中部電力碧南火力発電所(愛知県)への輸送量を最大化するため、250メートル全長を採用した「碧南マックス」船型となっている。

商船三井は同じ船型の「新矢作丸」、「長良丸」を、それぞれ2015年、17年から運航しており、両船とも同発電所向け専用船として石炭輸送に従事している。大井丸の竣工により、3隻の「碧南マックス」船型の運航体制で、中部電力碧南火力発電所向け石炭輸送の中心的役割を担う。

■大井丸概要
全長:249.97メートル
全幅:43メートル
型深:18.7メートル
満載時載貨重量:9万1211トン