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日本GLP、昭島で都内初ALFALINK着工

2026年7月1日 (水)

拠点・施設日本GLPは6月30日、東京都昭島市で大型物流施設開発プロジェクト「ALFALINK東京昭島」の第1棟となる「ALFALINK東京昭島3」を着工し、同日起工式を行ったと発表した。プロジェクト全体は3棟で構成し、総延床面積は83万平方メートル超。「ALFALINK」(アルファリンク)として東京都内で初の開発となる。

ALFALINK東京昭島は、JR青梅線・昭島駅から徒歩6分、西武拝島線・西武立川駅から徒歩4分、JRと西武鉄道が乗り入れる拝島駅から徒歩15分の立地に計画する。国道16号、中央自動車道、圏央道にもアクセスしやすく、都内向けのエリア配送と広域輸送の双方を想定する。まとまった規模の先進的物流施設の供給が限られてきた多摩地区で、大規模な新規供給となる。

▲「ALFALINK東京昭島」全体完成イメージ(出所:日本GLP)

今回着工したALFALINK東京昭島3は、敷地面積7万8000平方メートル、延床面積17万7500平方メートル。地上5階建ての免震構造で、2028年6月末の完成を予定する。各階にアクセスできるダブルランプウェイを備えたマルチテナント型施設で、1万坪超の大平面フロアから最小800坪の区画まで対応する。1階と5階には両面バースを設け、4階には低床バースを配置する。将来の冷凍冷蔵対応や自動化設備向けの電力確保も想定する。

同施設の特徴として、屋上ターミナルを設ける点を挙げる。入居企業が施設内で集荷機能を活用できるようにし、横持ちの削減や配送リードタイムの短縮につなげる。90台分のトラック待機場、425台分の乗用車駐車場も整備する。梁下有効天井高は5.5メートルで、一部は最大6.5メートルを確保し、床荷重は1平方メートルあたり1.5トンとする。

全体計画では、ALFALINK東京昭島2を26年11月、ALFALINK東京昭島1を27年4月に着工する予定。竣工は東京昭島3が28年6月、東京昭島2が29年2月、東京昭島1が29年9月を見込む。東京昭島2は昭島駅に近い立地を生かし、事務所区画の集約やR&D・特殊用途への対応を特徴とする。東京昭島1は冷凍冷蔵区画を先付けし、関東最大級の1フロア面積を備える計画だ。

施設内外には、3.5ヘクタールの公園、玉川上水沿いの遊歩道、既存建築を活用したレストランやワークスペース、運動コートなどを整備する。東京昭島3にも厨房付きレストランやオープンテラス、売店、休憩スペースを設ける。物流施設の人手確保が課題となるなか、駅徒歩圏の立地と就業環境を組み合わせ、入居企業の採用や定着を支える狙いがある。

環境面では、LED照明、EV充電設備、自家消費型太陽光発電、低炭素コンクリートの採用を計画する。CASBEE認証とZEB認証の取得も予定している。

また同日、日本GLPは昭島青年会議所、公益財団法人きざはしと「あきしま未来共創パートナーシップ協定」を締結。ALFALINK東京昭島を拠点に、地域の魅力向上、人材育成、環境保全、イベント、防災・減災の5分野で連携する。大型物流施設の開発を、物流拠点整備にとどめず、地域交流や防災、雇用創出を含むまちづくりと結び付ける構想だ。

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