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セイワHD、大庭塗装工業所を事業承継

2026年7月1日 (水)

▲大庭塗装工業所(出所:セイワホールディングス)

M&Aセイワホールディングスは6月30日、金属製品塗装・組立を手がける大庭塗装工業所(浜松市中央区)の事業承継を実施したと発表した。後継者不在の中小製造業をM&Aで承継し、グループ内でバリューアップを進める取り組みの一環。

大庭塗装工業所は1958年8月設立で、静岡県袋井市に工場を持つ。カチオン電着塗装、静電塗装、粉体塗装、耐熱塗装などを自社内で一貫して手がけ、四輪、二輪、家電、汎用部品向けに顧客基盤を持つ。資本金は1200万円。

セイワホールディングスグループは、カチオン電着塗装や電気めっきを中心に、半導体製造装置、自動車、工作機械など幅広い分野へ表面処理品を供給している。今回の承継により、電気亜鉛めっきとカチオン電着塗装を組み合わせた防錆処理や、めっきから塗装までの一括受託体制を強化する。

物流面では、大庭塗装工業所が関東と中部の中間に位置する点を生かす。セイワホールディングスグループは関東にカチオン電着塗装3拠点、中部に電気めっき4拠点を持つが、現在は中部圏のカチオン電着塗装案件を関東の工場で対応しているという。袋井市の工場を活用することで、ユーザーに近い拠点で加工しやすくなり、輸送距離の短縮と物流コスト削減につなげる。

同社は、塗料や資材の共同購買による仕入れコスト低減も見込む。表面処理工程をグループ内で補完し、関東・中部エリアでの営業対応力と一括受託の範囲を広げる。

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