商船三井、北海道電力向け後継石炭船が竣工

▲ぽろぬぷり丸

ロジスティクス商船三井は6日、北海道電力向け石炭専用船「ぽろぬぷり丸」が竣工したと発表した。同日、サノヤス造船（大阪市北区）の水島製造所で命名竣工式が行われた。

「ぽろぬぷり」はアイヌ語で「大きな山」の意で、2003年の竣工から16年にわたって北電苫東厚真発電所向けの石炭輸送に従事した「樽前山丸」の後継船として、同発電所向け石炭輸送の中軸を担う。

ぽろぬぷり丸の船型は、商船三井がサノヤス造船と共同開発した幅広浅喫水船で、汎用性、環境性能が高い。揚地である苫小牧港の特性などを考慮し、安全仕様を追加した。