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バンテック、物流センター監督者層向け研修を新設

2010年8月23日 (月)

話題バンテックは23日、物流の現場力を高めるための研修プログラム「現場管理実践コース」を新設したと発表した。物流センターなど現業部門の監督者層の管理・改善力を強化する狙いで、18日に第一回目の開講式を開催した。

 

同社では、これまでも監督者が現場管理の基本、監督者の役割を習得するための「現場管理教育」を実施していたが、新設したプログラムは「その次のステップ」として、監督者が従業員教育や改善活動を行う際に役立つ実践力を身につける目的。2泊3日の合宿を含む約4か月のプログラムで、仕事の標準化や改善のPDCAサイクルを演習を通じて体得した後、自職場の改善実習を通じて改善スキルを身につけていく実践的なカリキュラムとした。

 

受講対象は、バンテックグループに在籍する、現場管理教育を修了した現業部門の監督者層(係長・職長)、関連職制・スタッフで、1回につき10人、2012年度までに合わせて210人が受講する。10年度は係長層を中心に、11年度上期までに9回(90人枠)、11年下期から12年度は職長層を中心に12回(120人枠)が受講する。カリキュラムは、(1)事前教育(2)2泊3日の合宿形式による実践演習(3)約2か月間の職場改善実習(4)改善発表&修了認定会――などとなっている。