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三菱重工、ドイツに輸送用冷凍ユニット販売会社

2018年7月11日 (水)
空白

サービス・商品三菱重工業グループの三菱重工サーマルシステムズ(東京都港区)は11日、ドイツの空調・冷凍機器販売会社であるハイフォ社と合弁で、陸上輸送用冷凍ユニットの欧州販売・サービス会社「ミツビシヘビーインダストリーズサーマルトランスポートヨーロッパ」を設立することで合意した、と発表した。

同地域での営業力や技術提案・保守面の支援機能を強化し、販売拡大につなげるのが狙いで、新会社は9月に発足し、西・中欧全域を視野にドイツや北欧を中心として事業展開していく。

ハイフォ社は、自動車産業が盛んなニーダーザクセン州のオスナブリュク市に本社を置き、三菱重工ブランド輸送冷凍機のドイツでの販売・保守を行ってきた。新会社は同市に設立し、資本金は600万ユーロ(8億円)の予定で、そのうち60%を三菱重工サーマルシステムズが出資する。製品供給については当面、日本と中国から行う。

三菱重工の輸送冷凍機事業は、2005年ごろから国内向けに開発した輸送冷凍機の一部製品を対象に欧州規格を取得して、有力トラックメーカーが多いドイツやスウェーデンなどを中心に供給してきた。「同市場で一定の評価・支持を獲得できた」として、直轄の営業統括拠点を確保して、自前の販売・サービスルートを開拓していくこととした。

特に、英国、フランス、イタリア、スペインなどをドイツ・北欧に次ぐ有望市場ととらえ、新会社でのマーケティング結果に基づき、欧州仕様の製品開発も手がける。

新会社の欧州市場に投入する機種、販売戦略などについては、ドイツのハノーバーで9月20日(現地時間)に開幕する「IAAハノーバー国際モーターショー」で公開する。

三菱重工サーマルシステムズは、輸送冷凍機事業のグローバル市場展開強化に向け16年10月、100%出資の国内総販売会社である菱重コールドチェーン(千代田区)を通じてタイに現地企業との合弁でアジア市場を見据えた販売・サービス会社「RCCアジア」を設立しており、今回の欧州拠点設立はこれに次ぐものとなる。