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オープンロジ、米社と提携し中華圏向けEC発送強化

2018年7月18日 (水)

ECオープンロジ(東京都豊島区)は18日、米国オレゴン州のイーバイグローバル社と提携し、中華圏を販売先とするEC事業者向けの発送サービスを共同で構築すると発表した。

▲(左から)オープンロジ伊藤秀嗣CEO、イーバイグローバルリミテッドWilson ChanCEO

両社の提携は、イーバイグローバルが保有する定期航空便ネットワークを用いて共同配送網を構築する取り組みが中心で、すでに今月から中国、香港、台湾などの中華圏向けに国際スピード郵便(EMS)より3割安い発送サービスを開始。

これまでもEMSを用いた海外発送代行サービスを提供してきたが、イーバイグローバルが強みとする定期航空便を活用し、ECの売り上げ増が期待できる中華圏への発送手段を増やすことで、EC事業者のニーズに適した発送サービスを提供できると判断した。

併せて、オープンロジの倉庫管理システムをイーバイグローバルが10か国・地域に展開する倉庫へ広げ、日本のEC事業者が海外に向けて販売する業務の支援につなげる。具体的には香港、マカオ、中国、韓国、アメリカ、日本、台湾、シンガポール、マレーシア、英国にあるイーバイグローバルの倉庫の遊休スペースに、オープンロジの倉庫管理システムを導入する。