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日本郵船、氷川丸が「ふね遺産」に認定

2018年7月23日 (月)

▲氷川丸

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認証・表彰日本郵船は23日、同社が所有する大型貨客船「氷川丸」が日本船舶海洋工学会主催の「ふね遺産」に認定されたと発表した。

▲(左から)日本郵船「氷川丸」船長の金谷範夫氏、日本船舶海洋工学会会長の柏木正氏

氷川丸は、戦前の日本で建造された大型貨客船として唯一現存する船舶で、同社が山下公園前(横浜市)で係留し一般公開している。2016年に重要文化財に指定され、ことし4月に竣工88周年を迎えた。

ふね遺産認定は、歴史的で学術的・技術的に価値のある船舟類やその関連設備を社会に周知し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的として、昨年度から実施されているもので、氷川丸は、「昭和初期の技術を今に伝える現存貨客船」として認定された。

20日、東京都の明治記念館で認定式が開催され、第28代船長の金谷範夫氏が認定書を受領した。