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大阪港、2月外貿貨物取扱量19.5%増

2018年9月5日 (水)

調査・データ大阪市は5日、大阪港の2月の港湾統計月報を公表した。総取扱貨物量は646万トンで前年同月に比べて0.7%増加。このうち外貿貨物は286万トン(19.5%増)、内貿貨物は360万トン(10%減)となった。

入港隻数は1840隻(1.8%増)、総トン数は857万総トン(4.9%増)となり、そのうち外航フルコンテナ船は249隻(4.2%増)、内航フェリー船は138隻(3.5%減)だった。

外貿貨物のうち、輸出は73万トン(6.2%減)となり、鋼材(13.3%増)や紙・パルプ(58.6%増)は増加したものの、中国、中国(香港)の取り扱いが減少した再利用資材(28.9%%減)や、韓国、中国の取り扱いが減少した産業機械(14.3%減)などの減により、3か月連続の減少となった。

輸入は、213万トン(31.8%増)となり、化学薬品 (49.0%減)や鋼材 (19.6%減)は減少したものの、韓国、中国の取扱いが増加した産業機械(197.7%増)や、中国、中国(香港)の取扱いが増加した衣服・身廻品・はきもの(46.1%増)などの増により、2か月ぶりの増加。

外貿コンテナ貨物は輸出が59万トン(9.3%減)と2か月ぶりの減少、輸入が173万トン(24.4%増)と2か月ぶりの増加となり、月間取扱量は232万トン(13.6%増)だった。コンテナ個数は、輸出が7万1000TEU(6.8%増)、輸入が8万3000TEU(22.8%増)で月間取扱個数は15万TEU(14.9%増)となり、12か月連続の増加となった。

内貿貨物については、移出が143万トン(18.3%減)と4か月ぶりの減少、移入が218万トン(4.3%減)と4か月ぶりの減少となった。内貿フェリー貨物は222万トン(14.2%減)で10か月ぶりの減少となり、内航フェリーの乗降人員は6万5000人(6.0%増)だった。