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大阪港、5月の外貿貨物量1.7%増加

2014年8月26日 (火)

調査・データ大阪市は26日、5月の大阪港の港湾統計(速報)を公表した。同月の入港隻数は1987隻(前年同月比1.3%減)、総トン数は888万総トン(5.3%減)となり、このうち外航フルコンテナ船は295隻(1.7%減)、内航フェリー船は191隻(増減なし)となった。

総取扱貨物量は721万トン(0.8%増)で、うち外貿貨物は299万トン(1.7%増)と3か月連続の増加となり、内貿貨物は422万トン(0.2%増)と7か月連続の増加となった。

外貿貨物のうち輸出は79万トン(7.7%増)で、産業機械(9.9%減)や金属くず(7.5%減)は減少したものの、タイ、韓国の取扱いが増加した鋼材(22.3%増)やタイ、中国(香港)の取扱いが増加した再利用資材(13%増)、韓国、タイの取扱いが増加した完成自動車(29.9%増)などの増加により、2か月連続で拡大した。

輸入は、220万トン(0.3%減)で鋼材(56.9%増)や電気機械(7.4%増)は増加したものの、中国、中国(香港)の取扱いが減少した産業機械(12.4%減)や中国、中国(香港)の取扱いが減少した衣服・身廻品・はきもの(4.3%減)、中国、韓国の取扱いが減少した製造食品(12.8%減)などの減により、3か月ぶりの減少となった。

外貿コンテナ貨物は、輸出が63万トン(5.9%増)と14か月連続の増加、輸入が200万トン(0.04%減)と2か月連続の減少となり、月間取扱量は264万トン(1.3%増)だった。コンテナ個数は、輸出が8万1000TEU(1.6%減)、輸入が9万6000TEU(2.1%減)で月間取扱個数は17万6000TEU(1.9%減)となり、6か月ぶりの減少。

内貿貨物は移出が186万トン(0.3%減)で7か月ぶりの減少、移入が236万トン(0.6%増)で7か月連続の増加となった。フェリー貨物は291万トン(1.7%増)で7か月連続の増加となり、乗降人員は8万人(4.7%減)だった。