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映像監視システムに新機能、履歴から誤作業検索

2018年9月6日 (木)

サービス・商品パナソニックインフォメーションシステムズ(大阪市北区)は6日、子会社のヴイ・インターネットオペレーションズ(中央区)が、映像監視システム「ArgosView」(アルゴスビュー)に、入退履歴や作業履歴などの検索条件を設定して監視カメラ映像を検索できる新機能を追加すると発表した。10月15日から実装する。

作業履歴確認や、入退室の確認など、品質問題やクレームが発生した際の調査業務では、正確な事実をいち早く特定することが求められるが、従来では長時間にわたり担当者が映像を確認することで事実を特定することが多かった。

今回の新機能では、入退履歴や作業実績などの時刻を含むログデータを取り込み、検索条件に設定することで、対象の映像を簡単に検索することが可能。これにより、調査時間を短縮できるだけでなく、顧客の問い合わせに対するサービスレベルや映像活用の効率化を実現できる。

たとえば、物流では、倉庫管理システム(WMS)の作業実績データに含まれる「伝票番号」「作業指示No.」「作業者」などをキーに映像を検索、再生し、汚破損や誤作業がなかったか確認できるようになる。

10月15日から新機能を提供開始し、今年度末までに2億円の販売を目指す。