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MFLP投資法人、つくばみらい市の物流施設取得

2018年9月14日 (金)
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拠点・施設三井不動産ロジスティクスパーク投資法人と資産運用会社の三井不動産ロジスティクスリートマネジメントは14日、茨城県つくばみらい市の物流施設「MFLPつくば」の準共有持分60%を52億6800万円で取得すると発表した。

MFLPつくばは2010年6月竣工のつくば物流センター(既存棟)と、三井不動産の開発で3月に竣工した増築棟で構成される物流施設。常磐自動車道谷田部ICから4.8キロ、圏央道常総ICから12キロと、2つの高速道路を利用することで、都心部への配送と首都圏を広域的にカバーできる立地が特徴。つくばみらい市は過去3年連続して人口増加率が2位以内、人口増加数も3位以内という人口成長地域で、従業員を確保しやすい点もメリットとなる。

2つの棟は渡り廊下で接続され、荷物、テナント従業員などの往来が可能な設計で、丸紅ロジスティクスが一体利用。既存棟は延床面積3万7027平方メートルの4階建て、倉庫部分は3階層の設計となっている。基本仕様は、床荷重1階1.5トン(1平方メートルあたり)、2・3階0.7トン(同)、有効天井高は1階が6メートル、2・3階が3.5メートルで柱間隔8.5×8.5メートルを確保。庫内搬送設備として荷物用エレベーター3基を備える。

増築棟は、延床面積2万5457平方メートルの3階建て物流施設で有効天井高5.5メートル、床荷重1.5トン、柱間隔11×11.2メートルで、荷物用エレベーター2基、垂直搬送機3基、ドックレベラー3基を設けている。

敷地内は普通自動車用305台、来客自動車用4台分の十分な駐車スペースを確保し、車路は既存棟、増築棟間の車両往来に支障をきたさないように設計されている。