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四国の鉄道貨物が激減、7月豪雨の影響大きく

2018年10月3日 (水)

話題四国運輸局のまとめによると、四国地方の7月の鉄道コンテナ貨物輸送が前年同月比で42.1%のマイナスと、大幅に減少したことがわかった。同月上旬の西日本豪雨に伴い不通区間が生じ、貨物列車の大規模な運休があったためとみられる。

同月の輸送量は2万7043トンで、前年の4万6720トンから2万トン近く減少した。過去1年間の輸送量を見ると、17年8月に4万トン台を割り込み3万8691トンとなったほかは、すべての月で4万トン台で推移していた。

鉄道による貨物輸送の”穴”を埋めたのが内航コンテナの海上輸送で、7月の積卸実績は外航貨物が1.4%のマイナスだったのに対し、内航貨物は12.4%の大幅な増加を記録した。また、トラックの一般貨物輸送も5%増加した。

▲四国の鉄道コンテナ貨物の輸送量