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山陽線貨物列車、10月15日に再開の見込み

2018年10月5日 (金)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は5日、台風24号の影響で運転を見合わせている山陽線光駅・下松駅間の運転について、15日から運転再開できるとの見込みを発表した。

この区間ではトラック代行運転とう回運転を行っているが、九州方面から広島貨物ターミナル駅へのトラックの代行運転(上り)が広島貨物ターミナル駅で滞留する貨物をさばききれないなどの影響で、代行機能の立ち上がりが不安定になっているとの見方も出ている。

このほか、国の重要文化財に指定されている三重県四日市市の「末広橋梁」で、台風24号の影響で機械室が浸水し、橋梁が降下したまま可動できない状態となっていたことが判明。

浸水した機械室は水抜き作業を行ったものの、電機機器が漏電状態にあるため、安全を確保できないとして停止。ワイヤーを巻き上げるモーターのオーバーホールと、橋を固定させるためのブレーキの交換、減速機の歯車の修繕が必要となっている。「復旧にはかなりの時間を要する見込み」(JR貨物)だとしている。