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日野、レンジャー1万5284台にリコール

2018年10月9日 (火)

行政・団体日野自動車は9日、ブレーキシステムの「エア制御弁」と排出ガス浄化装置の燃料配管に不具体があったとして、同日リコールを届け出た。対象は中型トラック「レンジャー」1万5284台。

ブレーキシステムのエア制御弁の排気部構造が不適切なため、雪道走行等で排気部に水分が付着すると、凍結して排気部が閉塞することがある。そのため、ブレーキペダルを戻してもエアが排出できず、ブレーキが引きずり、最悪の場合、火災に至るおそれがあるという。

また、排出ガス浄化装置の添加弁の燃料配管の固定方法が不適切なため、雪道走行で配管周辺部に堆積した氷塊の重みで、配管が変形したり、折損することがあり、燃料が漏れるとともに排出ガス浄化装置が作動しなくなるおそれがあるという。

全車両、エア制御弁の排気部にカバーを取付けるほか、添加弁の燃料配管の固定方法を変更する。