JICA、インドネシア地震･津波で緊急物資引渡し

▲バリクパパンの空港に到着した物資を引き渡す様子（以下画像の出所国際協力機構）

環境・CSR国際協力機構（JICA）は9日、インドネシアのスラウェシ島を襲った地震・津波被害に対する緊急援助物資を引き渡したと発表した。

物資は5日、被災地向け物資の集積地となっている東カリマンタン州バリクパパン市に到着。ジャカルタで同日13時30分（現地時間）から物資の引渡式を行った。

引渡式に出席した同国のファヒル外務副大臣が、日本の迅速な支援に対する深い感謝の意を示したのに対し、石井正文駐インドネシア大使は被災地を見舞う言葉とともに「今回の地震、津波被害が一日も早く収まることを希望する」と発言した。

到着した物資は翌6日、バリクパパン空港からパル空港へ国際緊急援助隊として派遣されている自衛隊部隊の輸送機で輸送、甚大な被害を受けたスラウェシ島の被災地パル市に配送された。

▲自衛隊部隊による輸送

▲自衛隊部隊の輸送によりパルの空港に到着した物資