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11/1から危険物荷卸の相互立会いキャンペーン

2018年10月18日 (木)

ロジスティクス全日本トラック協会(全ト協)は18日、危険物荷卸し時の相互立ち会いを推進する全国一斉キャンペーンを、ことしも石油連盟、全国石油商業組合連合会共催で11月1日から14日まで実施すると発表した。

同期間、各都道府県トラック協会 タンクトラック・高圧ガス部会所属のローリー乗務員が危険物の荷卸し先で、キャンペーンの啓発チラシを配布し、荷卸し時相互立会いへの理解・協力を呼び掛けるなど、各地域の実情に応じた効果的な活動を展開する。

危険物の荷卸しには、混油、誤注入やオーバーフローなどの事故を防ぐため、荷卸しをする側、荷卸しを受ける側の危険物取扱者が、危険物の油種、量、注入口、タンクの残量をしっかりと確認し、静電気による災害を防止する措置を取った上で、行う必要がある。

しかし、「依然として全国各地の危険物取扱所で危険物の荷卸し時の事故が後を絶たない状況にあり、こうした事故の発生は、荷卸しの際に、荷卸しをする側、荷卸しを受ける側の危険物取扱者が立会い、事故防止のために必要な確認を行わなかったことが、大きな原因の一つと考えられている」(全ト協)という。

こうしたことから、キャンペーンで危険物荷卸し時の相互立会いの必要性、重要性を周知し、危険物取扱所の確実な相互立会い実施を推進することとしている。