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三菱地所、福岡市の商業施設に物流ロボット導入

2018年11月1日 (木)

ロジスティクス三菱地所は1日、福岡市中央区で11月21日に開業する商業施設「MARK IS 福岡ももち」に、人手不足社会の到来を見据え、物流ロボットを導入すると発表した。

物流を担うのはフランスのロボットメーカー・エディデンス社製運搬ロボット「EffiBOT」(エフィボット)で、このロボットは最大積載重量300キロという人の手では運べない量の荷物運搬を可能にする。また、センサー認識により人に付いて走る追尾運転機能と、事前に認識した地図情報に従い、指定したルートを無人で障害物を避けながら走行する自動走行機能を持っている。

▲荷さばき所での作業の様子

同社はこのロボットを荷さばきや貨物の運搬をサポートするものとして、館内バックヤードで通常営業時の運用を予定しており、商業施設バックヤード特有の狭い通路での動作に加え、将来的な館内や館外への搬送も見据えた検証も行う。

これにより、館内物流、ビルメンテナンス管理での資材運搬の効率化、省力化、働き手の拡充・職場環境の改善などを期待する。

▲バックヤード通路の様子

また、開業に合わせてソフトバンクロボティクス社製の清掃ロボット「RS26」も導入する。

■「MARK IS福岡ももち」施設概要
所在地:福岡市中央区地行浜2-2-1
敷地面積:4万2300平方メートル
規模:(本体棟)地上4階、塔屋1階(アネックス棟)地上8階
延床面積:12万5000平方メートル
店舗面積:4万8000平方メートル
店舗数:全163店舗
開業:2018年11月21日