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ウォーターネット、ヒラタ学園と災害時物資輸送協定

2018年11月7日 (水)

▲調印式の様子

環境・CSR水宅配事業を展開するウォーターネット(東京都中央区)は7日、学校法人ヒラタ学園航空事業本部(神戸市中央区)と10月11日に災害時の航空機による物資輸送に関する協定を締結したと発表した。

ウォーターネットは、これまでも気象災害や地震・火山災害が発生した際、被災地の代理店や自治体、関連団体と連携して飲料水を提供してきた。

これまではすべて陸路を使った支援活動となっていたが、「2016年4月に発生した熊本地震の際、道路が寸断され陸路では物資を届けることができないエリアが存在しているというニュースを見て、改めて災害弱者を作ってはいけない」という思いから、空路を利用する災害支援活動に協力してもらえる企業はないかと模索してきた。

ヒラタ学園航空事業本部は、飛行機・ヘリコプターのパイロットを育成する一方、消防機関や医療機関と連携を取り、一刻を争う救急現場で活躍するドクターヘリ事業を展開しており、現在、日本国内で配備されている53機のドクターヘリの内、西日本を中心にヒラタ学園が10機を保有。

また、航空搬送事業でも医師の派遣、患者の転院、臓器や医療機資材の搬送も手がけ、災害時に病院給食を空路で搬送する実績もあり、今回、ウォーターネットが求める「災害支援活動を可能にすることができるパートナー」だとして協定締結に至った。