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出前館のシェアリングデリバリー、北関東へ拡大

2018年11月12日 (月)

フード配達機能を持たない飲食店舗向けに、朝日新聞の販売店網などを活用して配達を代行する「シェアリングデリバリー」の運営会社、夢の街創造委員会は12日から、北関東へサービスエリアを拡大した。

茨城県つくば市・土浦市・水戸市で、12日から段階的にシェアリングデリバリーを開始するもので、北関東へ同サービスを展開するのは初めて。地元に詳しく、配達インフラを確立している朝日新聞サービスアンカー(ASA)が料理の配達を担う。

つくば市で11月12日から、土浦市で同月28日から、水戸市で2019年1月下旬からそれぞれサービスを開始する。

夢の街創造委員会は今後、2019年8月末までに新聞販売店などを配達パートナーとするシェアリングデリバリーの拠点を現在の67拠点(10月末時点)から210拠点まで増やす計画で、将来的には「全国どのような場所からでも、出前館でさまざまなジャンルの出前が注文できるようにしていきたい」としている。

■土浦拠点の運営を担う佐藤新聞舖の佐藤兵馬社長の話
「これまで新聞販売業をしている中で、新聞販売店の強みである配達ノウハウ・配達員・バイク・地域との関係性を活かした事業ができないかと考えていた。初めてシェアリングデリバリーの仕組みを聞いたとき、非常に刺激を受け、一緒にやってみたい、地域を盛り上げていきたい、と率直に感じた。配達員は社員や学生アルバイトをメインにする予定だが、高齢化が進んでいる地域もあるので、高齢者と若者が出前を通じてコミュニケーションをとることで、明るく元気になってもらえればと考えている。土浦市で出前館の認知度を高める施策も、出前館と協力して実施できればと思う。土浦を出前館カラーで染めたい」