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ホンダ、バングラデシュで二輪車新工場稼働

2018年11月12日 (月)

拠点・施設本田技研工業は12日、南アジア・バングラデシュでの二輪車生産・販売合弁会社「バングラデシュホンダ」(BHL)が、同日ムンシゴンジ県に新設した二輪車工場の開所式を実施したと発表した。

BHLの新工場は、完成車組立能力10万台の規模で稼動を開始。今後、段階的に生産能力を拡大し、2021年までに20万台にする。新工場建設にあたり、ムンシゴンジ県アブドルモネム経済特区に、広さ10万平方メートルの土地を購入。工場建設、土地購入などの投資額は23億タカ(32億円)、稼働開始時の同工場の従業員数は390人で、事業拡大に伴いさらなる増員を見込んでいる。

バングラデシュ政府は、二輪車産業の活性化に向けて現地調達促進を図っており、現地生産・部品調達を拡大させる企業に対する輸入部品関税の引き下げを16年に実施した。これにより、二輪車の販売価格が下がる傾向にあり、市場は拡大している。BHLとしては、現地調達をボディーフレームとスイングアームから着手し、将来的に他の部品に拡大していく。