財務・人事SBSホールディングスが13日に発表した2018年12月期第3四半期(1-9月期)決算は、8月にリコーロジスティクスを連結子会社化した効果などで売上高が前年同期を21.5%上回る1360億円に伸ばした。
特に主力の物流事業はリコーロジスティクスの連結に加え、新規案件の受注が増え、既存事業の拡大も好調に推移したことで25.1%の増収を記録。部門利益も、継続して取り組んだ運賃・料金の改善効果が人件費、燃料費、傭車費などのコスト上昇分を吸収して63.1%増の25億円となった。
ただ、不動産事業では前年度のような規模の売却案件がなかった影響で部門利益が49.8%減の12億円にとどまり、これが響いて全体の営業利益も6億円程度少ない35億円となった。
通期は売上高2020億円(前期比32.1%増)、営業利益75億円(20.4%増)、最終利益40億円(10%増)と、初めて売上高を2000億円台に乗せる見込み。
■2018年12月期第3四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 136,018 | 21.5% | |
営業利益 | 3,554 | -15.4% | 2.6% |
経常利益 | 3,435 | -22.7% | 2.5% |
四半期純利益 | 1,847 | -37.5% | 1.4% |