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ローンチカスタマーに豪マットレスメーカー

オープンロジ、東西分散保管の体制整えサービス強化

2018年11月30日 (金)
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ロジスティクスオープンロジ(東京都豊島区)は11月30日、提携先の倉庫拠点を岡山県倉敷市へ拡大し、過去の出荷実積などをもとにして在庫を複数倉庫に分散保管して出荷を代行する「在庫分散サービス」をメニュー化した。

在庫の分散化と西日本における配送時間の短縮に必要な基盤を整えたもので、同サービスの最初の顧客として、豪州の新興マットレスメーカー「コアラスリープ」の日本法人が同日から導入。これにより、発送費用を2割削減する見込みだという。

オープンロジの主要な顧客層を占めるEC事業者では、宅配料金の値上がりに伴う運営負担が増しており、配送費の低減が課題となっている。そこで、解決策の一つとして倉敷市の倉庫会社と提携し、複数の倉庫に商品を分散して保管して倉庫から届け先までの配送距離を短くする新サービスを立ち上げ、これまでの拠点だけでは難しかった四国・九州を含む西日本向けの翌日配送を提供できるようにした。

▲サービス概要

一方、同社は先ごろ連携を開始した越境ECプラットフォーム「Shopify」(ショッピファイ)を通じ、コアラスリープジャパンに日本向け輸出でのサポートから国内倉庫の手配、自動出荷までのプロセスを一気通貫で支援している関係から、同社へ在庫分散サービス導入した。

コアラスリープは、店舗を持たずオンラインのみで販売する豪州発のマットレスメーカーで、現在では日本への事業拡大に注力。日本人の体型や好みを研究して作られた質の高いマットレスを提供している。

▲コアラマットレスのイメージ

■在庫分散サービスの概要
料金:個別見積もり
新倉庫所在地:岡山県倉敷市
問い合わせ先:https://www.openlogi.com/inquiry.html