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調査・データサイブリッジグループ（東京都新宿区）は7日、同社グループでオープン型宅配ボックス「ERYBOX」（エリーボックス）の開発・設置を行うエリージャパン（同）は、港区・中野区・杉並区など東京23区内を中心とする4拠点へ宅配ボックスを設置し、実証実験を開始する。
東日本電信電話（NTT東日本）、エヌ・ティ・ティ・ル・パルク（台東区）の協力のもと、まずは都内4拠点から宅配ボックスの設置・稼働を開始する。NTT東日本の杉並区・足立区・中野区の局舎ビル・駐車場などへの設置準備を進めており、来春に稼働開始する。実証実験にあたり、複数の物流事業者やEC事業者と調整を行っており、「段階的に発表する」としている。
NTT東日本の局舎ビル・駐車場は住宅地・一般居住地エリアに位置していることから一般家庭・自宅での荷物受取りを検証する。実験では、実証実験に参画しているECサイトで購入した商品の受け取り・物流事業者の配送や、再配達時の宛先として宅配ボックスを利用・指定できるようにし、荷物が宅配ボックスに配達されるとユーザーへメールやSMSを送信する。ユーザーはそこで発行されたQRコードや暗証番号で鍵を解錠し、荷物を受け取ることができる。
実証実験後は、挙げられた課題の改善・解決を行った後、台数や提携するEC事業者や物流事業者の拡大を行う。都内外の自治体とも取り組むこととしている。
また、宅配ボックスは「24時間可動しているスペース」として、通常の荷物受け取りに留まらない利用方法を広げていく。物品の受け渡しやERYBOXの電源を拠点としたサービスなど、宅配ボックスのスペースを利用した事業者様との提携を推進していく。
