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イオン・ダイエー、和歌山県田辺市と災害時協定

2018年12月17日 (月)

環境・CSRイオンとダイエーは21日、和歌山県田辺市との間で災害時物資供給協定を結ぶ。田辺市で災害が発生した場合などに、市の要請を受けて食品・生活用品などの緊急対応可能な物資供給を図るもので、支援物資の供給・運搬のほか、平常時から相互連絡体制の構築と情報交換を行う。

イオンは2016年3月、東日本大震災以降の防災への取り組みを踏まえ、イオングループBCM(事業継続マネジメント)5カ年計画を策定。情報システム、施設、商品・物流、訓練、外部連携の5項目を重点分野としてBCMに取り組んでいる。17年7月には内閣府から指定公共機関に認定され、大規模災害が発生した際に迅速な支援活動ができる体制を構築した。

ダイエーは市内に5店舗を展開し、18年2月には「ダイエー田辺SC店」を中心に南海トラフ地震の発生を想定した震災訓練や、顧客向けの防災啓発イベントを実施している。