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センコーGHD・福田社長、「攻めの姿勢で新領域開拓を」

2019年1月7日 (月)

ロジスティクスセンコーグループホールディングスは7日、各地で「新年初出式」を開いた。大阪市北区の本社では、福田泰久社長が「物流業界では『開発』の発想が足りなかった」とした上で、「攻めの姿勢で新領域を開拓していこう」と呼びかけた。

■センコーグループホールディングス・福田泰久社長による年頭所感の要旨
今年は、中期経営5カ年計画の3年目として、「事業の拡大」「生産体制の強化」「収益力の向上」に引き続き取り組み、これらを支える「人材の確保と育成」に力を注ぎ、着実に課題を解決していく。グループ全社員にお願いしたいことが3点ある。

1点目は、グループ各社間でしっかりとコミュニケーションをとることだ。当社グループが総合力を発揮し、事業拡大させるためには、各社間の連携が必要だ。従来以上に連携を強化し、シナジーを発揮していこう。

2点目は、「開発」の視点で新しい領域を開拓する「攻めの姿勢」を持つこと。これまで物流業界は、「開発」の発想が足りなかったように思う。メーカーなどは多額のコストを投じて、自社の商品や業務にイノベーションを起こしている。当社グループもメーカーに倣い、いろいろな開発を手掛け、差別化を図って「攻めの姿勢」で新領域を開拓していこう。

3点目は、リスク管理を徹底し、「守り」を固めることだ。これからも想定を超える災害、過去の経験・知見では予測できないリスクが発生するかも知れない。その対応には「起こるかも知れない」ではなく、「起こることを前提とした」事前の備えが必要だ。

ことしは、「守り」を万全にして「攻め」の経営に臨むが、そのためには「チェンジ」と「チャレンジ」、「変革」と「挑戦」が必要だ。全員でいろいろな課題やテーマに、「チェンジ」と「チャレンジ」していこう。