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三井E&Sマシナリー、エクアドル向けクレーンを受注

2019年1月28日 (月)

ロジスティクス三井E&Sマシナリーは28日、トルコのイルポート・ホールディング社からエクアドル・ボリバル港向け三井パセコポーテーナ(岸壁用ガントリークレーン)6基、電動式三井パセコトランステーナ(ヤード用トランスファークレーン)18基を受注したと発表した。

イルポートは石炭、鉄鉱石、肥料などの輸出入、海運業などを手がけるイルディリム・ホールディング社の子会社で、トルコ国内に2つのコンテナターミナルを保有、世界8か国で20ターミナルの運営を行っている。

イルポートの現地法人は50年にわたるボリバル港の運営権をエクアドル政府から獲得しており、今回の受注は今後5段階に分けて投資を行っていく予定のターミナルで第1段階向けのクレーンとしてのもの。ボリバル港は、エクアドル南部の太平洋に面した港湾で、現在もバナナの輸出が盛ん。

最初に納める三井パセコポーテーナはコンテナ22列に対応し、1万4000TEU船の荷役が可能。第2段ではコンテナ24列対応、2万TEU船に対応できる大きさのクレーンとなる。トランステーナは6段積みに加え、ヤードに適したシャーシレーン除く7列の蔵置幅を持ち、直進走行性能の高い16輪を採用している。また、ポーテーナと同様、地上からの受電が可能な集電装置を搭載した環境対応クレーンとなっている。