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トラックドライバーの長時間労働改善目指す

ニトリ、関東・関西間でコンテナ入替え中継輸送

2019年2月25日 (月)

荷主ニトリグループの物流を担うホームロジスティクス(札幌市北区)は25日、関東・関西間の長距離輸送でスワップボディコンテナを利用した中継輸送を3月6日から開始する、と発表した。

これまでの、関東から関西、関西から関東への輸送形態では、出発したトラックが帰着するまでに2日間を要し、その分、ドライバーにも負荷がかかっていたが、スワップボディコンテナ方式の中継輸送を導入することで、負荷の軽減を図る。

関東と関西の中間に位置する「コネクトエリア浜松」で、東西からそれぞれ出発した車両がコンテナを切り離し、別のコンテナをつないで関東・関西へ折り返す仕組みで、例えば関東を出発した車両はコネクトエリア浜松でコンテナを切り離して関西へ「帰る」車両にコンテナを引き渡す。自車両は関西から来た車両がけん引してきたコンテナを引き継ぎ、関東へ戻る。

この中継輸送の仕組みにより、ドライバーは1日で出発拠点へ戻り、そのまま帰宅することもできることから、業務負荷の軽減が見込まれる。今回の中継輸送は富士運輸(奈良市)の車両を用いて行う。

※編集部註
(2月26日7時30分)記事本文を一部修正しました。