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安田倉庫など、スワップボディコンテナで輸送実験

2021年6月29日 (火)

▲シャシーとコンテナの装着作業(出所:安田倉庫)

調査・データ安田倉庫はこのほど、子会社の安田運輸(横浜市神奈川区)、アートバンライン(大阪市中央区)、富士運輸(奈良市)などと共同で、スワップボディコンテナ車両の活用のための実証実験を行ったと発表した。複数の運送会社が横浜・浜松・大阪を中継場所として、車体から分離できるスワップボディコンテナを交換しながら中継輸送を行ったもの。

実証実験は6月14日から18日にかけて実施し、10社程度が参加。安田倉庫は守屋町営業所(横浜市神奈川区)と茨木営業所を中継場所として提供した。また、中日本高速道路(NEXCO中日本)などが運営するコネクトエリア浜松も中継場所として利用した。

同実験においては、待機時間の減少や日帰り運行の実現、荷役分離による労務環境改善、幹線輸送のマッチングによる稼働率向上などの観点から、スワップボディコンテナの活用の効果を検証。安田倉庫によれば、おおむね順調に実施することができ、良好な結果が得られたという。