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ニトリ、スワップボディ輸送で合理化努力賞受賞

2017年6月28日 (水)

ロジスティクスニトリの物流子会社、ホームロジスティクスは28日、日本ロジスティクスシステム協会主催の「全日本物流改善大会2017」で物流合理化努力賞を受賞したと発表した。

物流センターとニトリ店舗、営業所(配送センター)間の車両手配・管理を行う物流センター統括本部の「業務東日本チーム」が「スワップボディコンテナ」について、導入に至る経緯や導入効果に焦点を当てたプレゼンテーションを行い、出場した30チームの中から同社を含む5チームが物流合理化努力賞を受賞した。物流合理化賞は2社が選ばれた。

同社が導入したスワップボディコンテナは、荷台が着脱可能な車両を導入して業務改善を図る取り組みで、積み降ろしは倉庫従業員が実施し、ドライバーは運転に従事する「荷役分離」が実現し、ドライバーと車両の安定確保が可能になった。また、積み降ろし時間や待機時間が減少したことで車両回転率が向上し、輸送コストを削減。性別・年齢を問わず「誰でもドライバー職に就ける」ようになった。

昨年6月の導入時から近距離の高回転輸送手段として活用し、今月(6月)からは大阪-静岡-川崎間の長距離スイッチ輸送も実験運用を開始したという。

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