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三菱造船、JXオーシャン向けLPG船命名

2019年3月14日 (木)

ロジスティクス三菱重工は13日、同グループの三菱造船(横浜市西区)が同社長崎造船所で大型LPG運搬船「FUTURE ACE」の命名式を行ったと発表した。

同船はJXオーシャン(横浜市西区)向けに建造されたもので、国際海事機構が2020年から規制を強化する「燃料油硫黄分濃度(SOx)規制」に適応するため、同社として初めて「三菱製SOxスクラバーシステム」を搭載。バラスト水処理装置と合わせて、環境に配慮したつくりとなっている。

また、LPGターミナルごとに異なる接続条件に適応し、2016年に拡張された「新パナマ運河」の通行に必要な装備を備える。

長崎造船所でJXオーシャン向けの契約船は、同船で29隻目。

■「FUTURE ACE」概要
全長:230メートル
幅:36.6メートル
深さ:21.7メートル
喫水:11.6メートル
総トン数:4万8167トン
タンク容積:8万3000立方メートル
引渡し:3月末

▲LPG運搬船「FUTURE ACE」