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佐川・セイノー参画、オープン宅配ロッカー実験

2019年3月18日 (月)

ロジスティクスシステム開発などを手がけるサイブリッジグループ傘下の「ERY JAPAN」(エリージャパン、東京都港区)は18日、複数の宅配会社が集荷や配達に利用できるオープン型宅配ボックス「ERY BOX」(エリーボックス)について、佐川急便、セイノーホールディングス傘下のココネットの2社と連携して実証実験を行う、と発表した。

実験では、佐川急便やココネットが扱う荷物を利用者が指定するエリーボックスに配達し、実験に参加する一部のECサイトで購入した商品の受け取りにも対応する。

荷物がボックスに配達されると、利用者はメールやSMSを受信して荷物の到着を把握し、自分宛てに発行されたQRコードや暗証番号をロッカーキーとして手軽に開錠できる。

設置場所は東京都杉並区・足立区・中野区など5か所で、来春から稼働を開始する。並行して佐川急便・ココネット以外の物流会社やEC事業者も利用できるよう、連携先の開拓も進める。

佐川急便では再配達の受取場所として、ウェブ経由で再配達を依頼する場合に限り、エリーボックスを指定できるようになる。また、今後はボックスへ直接配送することも検討する。