調査・データ全日本トラック協会(全ト協)は22日、事業用大型・中型・普通トラックが第一当事者となった2018年1-12月の交通事故統計の分析結果を公表した。
営業用トラックが第1当事者となった死亡事故件数は253件で、1万台あたりの死亡事故件数は「2.0」となった。全ト協が「トラック事業における総合安全プラン2020」で目標に掲げている「1.5」を達成するために、「事故防止対策が急務」だとしている。
都道府県別の事故発生件数では、埼玉県が最も多く22件、次いで大阪府21件、愛知県19件、東京都15件、静岡県15件と続いている。
車両区分で傾向を見ると、大型143件(56.5%)と6割近くを占め、次いで中型が66件(26.1%)、準中型39件(15.4%)、普通5件(2%)となった。