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全ト協、昨年のトラック死亡事故270件、目標未達ペース

2018年4月9日 (月)

調査・データ全日本トラック協会(全ト協)は6日、事業用大型・中型・普通トラックが第一当事者となった2017年通年の交通事故統計の分析結果を公表した。

(出所:全日本トラック協会)

17年に営業用トラックが第1当事者となった死亡事故件数は270件で、1万台あたりの死亡事故件数は「2.1」となった。全ト協が「トラック事業における総合安全プラン2020」で目標に掲げている「1.5」を達成するために、「事故防止対策が急務」だとしている。

都道府県別の事故発生件数では、大阪府が最も多く21件、次いで兵庫県17件、埼玉県16件、愛知県14件、神奈川県13件と続いている。車両区分で傾向を見ると、大型が153件(56.7%)と6割近くを占め、次いで中型が76件(28.1%)、準中型34件(12.6%)、普通7件(2.6%)となった。

■分析結果全文
http://www.jta.or.jp/kotsuanzen/jiko/ITARDA_h29.pdf