行政・団体国土交通省は28日、スワップボディコンテナ車両の全国的な普及に向け、相互利用できる標準的な仕様や効率的な管理、運用方法などをまとめた「スワップボディコンテナ車両利活用促進に向けたガイドライン」を策定した。
これまでは標準的な仕様が存在せず、特定メーカーの車体と荷台の間でしか脱着ができないことから、効果的な活用や導入拡大の障壁になるとみられていた。このため、国交省は2018年10月、官民で構成する「スワップボディコンテナ車両利活用促進に向けた検討会」を設置し、ガイドラインの策定に向けて検討を重ねていた。
ガイドラインではスワップボディコンテナ車両の定義、相互利用を可能とする標準的な仕様、スワップボディコンテナ車両の導入検討フロー、継続して検討することにした課題、事例集などの情報を掲載している。