三井倉庫、中国・上海で錦江航運と合弁会社設立

メディカル三井倉庫は21日、中国で上海市錦江航運有限公司（錦江航運）と合弁会社「上海錦江三井倉庫国際物流有限公司」を設立することに合意し、合弁契約を締結したと発表した。錦江航運が51％を出資し、9月に設立する。

中国で内需市場の拡大に伴い、さらなる物流ニーズが見込まれるとして、中国有数の船会社である錦江航運と合弁会社を設立し、中国事業拡大の拠点とする。

新会社では、上海外高橋コンテナターミナルの後背地に、定温・低温保管が可能な多機能倉庫（延床面積約1万6000坪）を建設し、消費量拡大が見込まれる食料品や医療・医薬品の保管・配送サービスを提供する。

■倉庫施設の概要
敷地面積：1万4000坪
構造：鉄筋コンクリート4階建て倉庫2棟
延床面積：1万6000坪（定・低温庫含む）
竣工時期：2013年11月