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既存3棟合わせた開発費1840億円に

日本GLP、流山に5棟60万m2の物流施設新規開発

2019年4月23日 (火)

▲「GLP流山プロジェクト」全8棟完成イメージ

拠点・施設日本GLPは23日、千葉県流山市で新たに5棟の賃貸物流施設を開発すると発表した。既存の3棟がすでに満床状態で稼働していることから、「GLP流山プロジェクト」の第2段階として開発することを決めたもので、8棟全体の延床面積は90万平方メートルに達し、総開発費用は1840億円に上るという。

新規開発する5棟の敷地面積は合わせて28万平方メートルで、いずれも免震構造、地上4階建てで統一する。棟ごとの用地は北側から7万、5.4万、11万、4.3万平方メートルとなり、3区画目は2つの棟を建設する。

建築工事は北側から順に、2020年2月から22年1月にかけて段階的に着手。21年8月から23年6月にかけて完成した後は5棟の総延床面積が60万平方メートルの、川沿いに一列に並ぶ物流施設群を形成する。建物ごとの延床面積は、北側から15.5万、12.4万、6.8万、17.5万、7.7万平方メートル。

■「GLP流山プロジェクト」第2フェーズの概要

また施設利用者向けに厨房付きカフェテリア、託児所、コンビニエンスストア、専用通勤バスの増便、スポーツジム、ドライバー向け仮眠スペース――などの福利厚生サービスや、72時間電力供給が可能な発電機能、環境認証、自治体との災害協定といった取り組みも考えているようだ。

GLP流山プロジェクトはかつてないスケールの物流拠点であり、従来のマルチテナント型施設単体では提供できなかったソリューションを提供することにより、カスタマーのニーズにより細やかに対応していく。日本GLPの帖佐義之社長