M&A商船三井は24日、エネルギー事業などを手掛けるインド最大の民間企業であるリライアンス・インダストリーズの100%子会社で、シンガポールに本社を置くリライアンス・エタン・ホールディングが所有する大型液化エタン輸送専用船(VLEC)6隻を共同で保有することに合意した、と発表した。
同VLECは、主にヒューストン(米)からダヘジ(印)への液化エタンの輸送に従事しており、これまで同社は船舶管理と運航を担っていた。商船三井とリライアンス社は、以前から原油輸送の分野において大型石油輸送専用船(VLCC)の契約を締結しており、今回、エタン輸送の分野においても、2年半の船舶管理と運航の実績を評価されたことで、船舶の共同保有に至った。
日本の海運会社としてVLECの保有は初めて。
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商船三井、液化エタン輸送向け教育で国際認証(2016年3月22日掲載)
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